このページでは、スベスベの実の能力者である金棒のアルビダの元ネタとなった史実に登場する「アルビダ」について深堀りしていこうと思います!!
女海賊アルビダがどんな人物なのか、気になっていた方はこのままご覧ください
ワンピースにおけるアルビダ
人物名 | アルビダ |
---|---|
初登場 | 1巻 |
年齢 | 27 |
誕生日 | 3月14日 |
懸賞金 | 500万ベリー |
能力 | スベスベの実 |
好物 | 美肌効果のあるベリーやベリー酒 |
アルビダは2話で登場した最古参キャラの一人。ルフィに敗北した後、扉絵連載の”バギー一味冒険記”で謎の女として姿が変わって再登場し、ローグタウンでその正体が悪魔の実を食べたアルビダであることが判明しました
バギーと行動を共にしたことで、111巻時点では四皇の一味まで上り詰めています!攻撃を受け流せるスベスベの実は極めればかなり強い部類の能力だと思っているのですが、その実力は上がっているのですかね?懸賞金の変位などもあるのか気になるキャラクターです
史実における海賊アルビダ
歴史に名を残す数多くの海賊たちの中でも、アルビダは特に神秘的な存在です。彼女に関する記録は断片的で、史実と伝説が入り混じっています。王女でありながら結婚を拒み、自由を求めて海賊となった――そんな物語が語り継がれてきました。しかし、彼女は実在したのか?それとも後世の創作なのか?この記事では、アルビダにまつわるいくつかの説を紹介していきます。これからの紹介はあくまで「こういった説や伝承がある」とご理解ください!
アルビダの伝説① 結婚逃亡説
アルビダは、スカンディナヴィア(現在のスウェーデンやデンマーク)の王族の娘であったとされています。彼女の伝説は主に以下のようなものです。
1.貴族の娘としての出自
アルビダはスカンディナヴィアの王女として生まれ、美しく聡明な女性だったそうです。また彼女の父は強大な王であり、アルビダには厳格な教育が施されました
2.結婚からの逃亡
デンマークの王子アルフとの結婚を父に強制されましたが、彼女はこれを拒否。自由を求めて侍女たちと共に城を脱出し、男装して船に乗ることで海へと逃れました。
3.海賊としての活躍
アルビダは海に出た後、途中で海賊船を見つけ、それを乗っ取って海賊の女首領となります。彼女の海賊団は強大な力を持ち、バルト海周辺で恐れられたと言われています。
4.デンマーク王子アルフとの再会
ある日、デンマーク王子アルフがアルビダの率いる海賊団を討伐するために出撃しました。激しい戦いの末、アルビダは敗北し捕らえられます。しかし、アルフ王子はアルビダの勇敢さに感銘を受け、彼女に求婚しました。伝説では、アルビダは最終的にアルフ王子と結婚し、王妃となったとされています。
5.史実との関係
ある日、デンマーク王子アルフがアルビダの率いる海賊団を討伐するために出撃しました。激しい戦いの末、アルビダは敗北し捕らえられます。しかし、アルフ王子はアルビダの勇敢さに感銘を受け、彼女に求婚しました。伝説では、アルビダは最終的にアルフ王子と結婚し、王妃となったとされています。
アルビダの伝説② ゴート族の王女説
この説では、アルフィルド(アルビダ)はゴート族の王シワードの娘とされます。これは北欧やゲルマン系の伝説と関連しており、中世ヨーロッパの海賊物語の中で語られてきました。
1.幼少期の厳しい管理
アルビダは美貌に恵まれていたが、それが原因で男性に狙われることを父が恐れました。父シワード王は、彼女を宮殿の奥深くに閉じ込め、外界との接触を制限します。さらに、彼女の部屋には毒蛇や猛獣を放ち、求婚者が容易に近づけないようにしました。
2.海賊への転身
ある日、アルビダはこの厳しい管理に耐えられなくなり、宮殿を脱出。数人の侍女と共に船を奪い、そのまま海へと向かい、その途中で海賊団と出会った結果、女首領となります。
3.伝説の結末
その後、伝説①と同じくデンマーク王子アルフと戦いを繰り広げます。アルフはアルビダの軍を打ち破りますが、戦闘後に彼女の正体を知り、彼女に求婚。アルビダは彼を認め、王子と結婚することを受け入れました。
4.史実との関係
ゴート族とは、3~6世紀にヨーロッパで活動していた東ゲルマン系の民族で、ヴァイキング時代(8~11世紀)よりも遥かに古い時代であることから、アルビダは最古の女海賊であると言われています。ただし、アルビダがゴート族の王女だったという確かな証拠はなく、後世の創作の可能性も高いです。
アルビダとゴート島
ワンピースのマニアしか知らない設定ではありますが、ルフィとコビーが初めて出会った地。つまりアルビダが休息地として使っていた島の名前はゴート島です。
確定事項ではありませんが、史実のアルビダとゴート族の関係性からついた島の名前だと思われます。歴史を知ると思いがけないところで知識が繋がるのが面白いですよね!
まとめ
王女でありながら、海賊となった伝説的な女性として、アルビダは語られてます。ただ、彼女の実在を証明する確固たる史料はなく、物語の多くは後世の創作である可能性が高いそうです。ヴァイキング時代の女性戦士やバルト海の海賊の存在を考えると、アルビダのモデルとなった人物がいた可能性は否定できません。
またどの説でもアルビダは美貌に恵まれていたというのは共通していました。スベスベの実を食べた後のアルビダのような美しさを持っていたのかもしれませんね!
今回私が紹介したのはあくまでも一説です。もしさらに興味があれば女海賊アルビダについて詳しく調べてみて下さい!
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