このページでは、ゲル状有毒ガスに悪魔の実を与えて生まれたスマイリーの能力、「アホロートル」がどんな動物なのか軽く紹介致していきます
ワンピースにおけるアホロートル
(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 68巻』より引用
能力者 | スマイリー |
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能力名 | サラサラの実 モデル:アホロートル |
能力初登場 | 68巻 |
正体 | ゲル状有毒ガス |
好物 | シーザーのキャンディ |
スマイリーの正体は4年前にパンクハザードで暴発した毒ガス爆弾の中身である“H2Sガス”を圧縮したゲル状有毒ガスにサラサラの実を与えた人工生命体です
3年間炎の土地サイドに閉じ込められていましたが、シノクニ実験のために開放されました
全長は150mとオーズの倍近くある大きさをほこります
触れば神経毒が体を巡り、剣や銃で攻撃すれば毒ガスを放出、燃やせば大爆発とやっかいな生物でした
シーザーの用意した飴を食べたことで、新化学兵器“シノクニ”に生まれ変わりその命を終えています
現実世界におけるアホロートル
アホロートルの特徴
名称 | メキシコサンショウウオ |
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分類 | トラフサンショウウオ科トラフサンショウウオ属 |
別名 | メキシコサラマンダー ウーパールーパー アホロートル |
学名 | Ambystoma mexicanum |
英名 | Axolotl |
アホロートルには様々な呼び名がありますが日本では「ウーパールーパー」という名称が一般的です
原種のアホロートルの体色は黒や灰色、アルビノ種だと体が白くなります
また品種改良によりゴールデンの個体なども生まれています
首のあたりについている6本の角のようなものがエラです
このエラは個体によって大小さまざまなのですが、場合によっては完全に消失し肺呼吸に移行することもあります
非常に優れた再生能力を有しており、手足を失っても1週間~1ヶ月ほどで回復するほか、目や心臓などの臓器すら再生が可能です
メキシコサンショウウオのことをアホロートルと呼ぶほか、メキシコサンショウウオの含むトラフサンショウウオ科の幼形成熟(ネオテニー)した個体のこともアホロートルと呼びます
幼形成熟(ネオテニー)については後述しますが、メキシコサンショウウオは基本的に幼形成熟をします
幼形成熟(ネオテニー)とは
幼形成熟(ネオテニー)とは、子供のころの機能を残したまま成熟してしまう現象のことを差します
両生類は本来、幼体では水中でエラ呼吸をし、成熟するにつれて変態し肺や皮膚呼吸に移行するのですが、アホロートルはエラの機能を残し続け水中生活を続けます
メキシコサンショウウオのほとんどは幼形成熟のため水中生活なのですが、稀に変態しエラや水かきを失って陸上生活をする個体も現れるそうです
アホロートルのチャームポイントでもあるエラを失うと、トカゲのような見た目になります
スマイリーにはアホロートルにおけるエラの部位が存在するため、幼形成熟のメキシコサンショウウオがモデルかと思われます
(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 68巻』より引用
水中での活動がなかったため詳細は不明ですが、サラサラの実の能力者は水中での呼吸は可能なのかもしれません