ネプチューンのモデル、海の王シーラカンスについて解説!

生物関連

このページでは、ネプチューンのモデルでもある「シーラカンス」について紹介致していきます

シーラカンスの力を持つ人物

人物名 ネプチューン
異名 海神
初登場 62巻
好物 海藻サラダ
人魚柔術 ウルトラマリン

リュウグウ王国国王かつ海の大騎士ネプチューン

大騎士というだけあり戦闘能力は非常に高く、武力と人柄の良さで国民に愛されている王様です

人魚の中でも唯一、クジラと会話することができる能力を持っており、ホエと呼ばれるペットを飼っています




現実世界におけるシーラカンス

シーラカンスの特徴

分類 シーラカンス目
学名 Coelacanthiformes
英名 Coelacanth
現存種 ラティメリア・カルムナエ
ラティメリア・メナドエンシス

いまだに生態が謎に包まれている生物で、シーラカンスの種であるラティメリア・カルムナエ1938年に発見されるまで、絶滅していると思われていた深海魚です

現存種は1938年発見のラティメリア・カルムナエ1997年発見のラティメリア・メナドエンシスのみ
この2種の違いはあまりなく大きく違うところと言えば体の色くらいだそうです

シーラカンスはヒレが8つ(胸ビレ・腹ビレ・背ビレ×3・臀ビレ×2・尾ビレ)があり、そしてコズミン鱗と呼ばれる硬い鱗に覆われています

コズミン鱗初期の硬骨魚類が持っていたとされており、絶滅した化石種がよく持っていたことが確認されていますが、現代でコズミン鱗を持つ魚は非常に稀です

生きた化石 シーラカンス

シーラカンス

シーラカンス古代魚とも呼ばれる太古の時代からあまり変化していない遺伝子情報をもった魚の一種です

シーラカンス目が出現し繁栄していたとされるのは古生代デボン紀から中生代白亜紀5億4000年前~6600年前

その後の時代では絶滅していたものと思われていましたが、発見された現存種であるラティメリア種と化石種と形態に差異がほとんどなかったことから、「生きている化石」とされました

ちなみにイチョウゴキブリも「生きた化石」と評されている、太古から同じ遺伝子情報を持ち続けている生物です

海の王様

ネプチューンといえばリュウグウ王国の王様ですが、シーラカンスにも海の王様に関連するエピソードがあります

現存2種の内の1種であるラティメリア・メナドエンシスは、インドネシアのスラウェシ島沖に分布しており、現地の人たちには「ラジャ・ラウト」と呼んでいるそうです

この「ラジャ・ラウト」とという単語に「海の王」という意味があり、マレー語「Raja laut」と書きます





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