今回はヒナ直属の部下である、「フルボディ」の名前の由来について解説します!
ワインのフルボディとはどういうものなのか、知りたい方はこのままご覧下さい
ワンピースのフルボディ
人物名 | フルボディ |
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異名 | 両鉄拳のフルボディ |
階級 | 大尉 ↓ 三等兵 ↓ 少佐 |
初登場 | 5巻 |
年齢 | 28 |
誕生日 | 9月7日 |
好物 | 赤ワイン(イテュルツブルガー・シュタイン) |
初登場はバラティエ編。スープにバッチーくんを混入したあげく食べ物を粗末にしちゃったもんだからサンジにおしおきされたあまりいいイメージのない本部の大尉でした
その後、扉絵シリーズの「ジャンゴのダンス天国」で再登場。バラティエ編のせいでプライドが高い割にあまり強くないイメージがありましたが、チューリップ海賊団相手に実力で無双したり、一般人を人質に取られて嬲られる道を選んだりと、海軍本部大尉のカッコいい正義を魅せてくれました!
この話でジャンゴと仲良くなりヒナの部下となった後は、アラバスタ編・頂上戦争・世界会議とちょくちょく登場しています。一度は三等兵まで下がった階級も少佐まで上げていますし、なんだかんだ実力があるのがいいですね
ワイン用語 フルボディ
「フルボディ(Full-bodied)」は、ワインの味わいの重さ・厚み・濃さを表現する言葉で、飲んだときに口の中にどっしりと残る存在感があるワインのことを指します
ボディとは何か?~言葉の由来~
「ボディ」は英語の「body(体)」から来ていて、ワインの全体的な存在感や構造の強さを示す言葉です
ライトボディ | 軽やかでスムーズなワイン |
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ミディアムボディ | バランスの良い中間タイプ |
フルボディ | 濃く渋みもありどっしりした味 |
このように味や質感の豊かさを“体の重さ”になぞらえた、英語由来の感覚的な表現なんです
この言い回しは19世紀のヨーロッパのワイン文化の中で自然に根付き、現在ではコーヒーや声質(full-bodied voice = 豊かな声)にも応用される表現になっています
フルボディの特徴
1. アルコール度数が高め(13.5%以上が多い)
アルコールはボディ感に関係します。高いほど「重く」感じます
2. タンニンがしっかりしている(赤ワインに多い)
タンニンは渋み成分で、口の中に収斂感(キュッと締まる感じ)を残します
3. 色が濃い
赤ワインなら濃い紫やガーネット色。白ワインでもゴールドっぽい色が多いです
4. 樽熟成されていることが多い
オーク樽で熟成されることで、バニラ、チョコ、スモーキーな香りが加わり、より複雑で濃厚になります。
白ワインにもフルボディはある
飲食店のメニュー表を見ると、赤ワインは「フルボディ/ミディアム/ライトボディ」と分類されているのに対し、白ワインは「辛口/甘口」などの表記で分類されていることが多いですが、白ワインにもボディはあります。
白ワインの「フルボディ」は、次のような特徴を持つ濃厚で存在感のある白ワインを指します
- とろみのある舌触り(粘性)
- アルコール度数が高め(13%以上が目安)
- 果実味が濃く、酸味はまろやか
- 樽熟成でバターやバニラの香りがある
シャルドネなどがフルボディ白ワインの代表的な品種です
フルボディの代表的なブドウ品種とワイン
カベルネ・ソーヴィニヨン
主な産地 | フランス(ボルドー)、アメリカ(カリフォルニア)、チリ、オーストラリア、日本(長野など) |
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特徴 | 濃い色合い、しっかりした渋み(タンニン)、豊かな果実味(カシスやブラックチェリー) |
カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界で最も有名な赤ワイン用ブドウ品種のひとつです。肉料理全般と相性がいいです
シラー/シラーズ
主な産地 | フランス(ローヌ)、オーストラリア(※「シラーズ」の名で有名)、南アフリカ、チリなど |
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特徴 | ブラックベリー、スパイス(黒コショウ)、スモーキーさ、土や革のようなニュアンス |
シラーは、スパイシーで力強い赤ワインを生むブドウ品種。ジビエやスパイスの効いた肉料理、熟成チーズなどと相性がいいです
マルベック
主な産地 | アルゼンチン(特にメンドーサ)など |
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特徴 | 非常に濃い色、豊かな果実味、やや柔らかめのタンニン |
マルベックは、濃厚で果実味豊かな赤ワインを生むブドウ品種で特にアルゼンチンで有名です。グリル肉、ステーキなどと相性がいいです
シャルドネ
主な産地 | フランス(ムルソーなど)、カリフォルニア、オーストラリアなど |
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特徴 | とろみのある口当たりで、厚みがある |
フルボディのシャルドネは、白ワインの中でも特にリッチで濃厚な味わいが特徴です。バターソースの魚料理、ロブスター、鶏のクリーム煮、濃厚なチーズなどにあいます
ヴィオニエ
主な産地 | フランス(コンドリュー)、カリフォルニア、オーストラリアなど |
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特徴 | とろみのある口当たりで、アルコール感がしっかり感じられる |
フルボディのヴィオニエは、華やかな香りと濃厚な口当たりが特徴の白ワインです。エスニック料理、香草チキンなどにあいます
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