今回は双子岬の灯台守で伝説の海賊団の元船医である「クロッカス」の名前の由来となった花について解説します!
初対面の海賊相手に冗談を飛ばしたりと、この時は肝っ玉のあるじいちゃんだな~ぐらいに思いながらマンガを読んでいましたが、経歴を知った後に読むとあの態度にも納得がいきますね
ワンピースのクロッカス
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(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 12巻』より引用
| 人物名 | クロッカス |
|---|---|
| 初登場 | 12巻 |
| 年齢 | 73 |
| 誕生日 | 6月4日 |
| 好物 | 大王イカ焼き |
ルフィ以外の麦わらの一味がグランドラインに入って一番最初に出会った人物。(ルフィは最初にMr.9ペアと接触…というか突撃しています)
生前?のブルックと面識があり、伝説の海賊団の船医としてラフテルに行ったこともあるという、登場からしばらくして諸々発覚したレジェンドのおっちゃんです
ゾロとサンジ相手に戦ったら自分が死ぬと冗談を飛ばしていましたが、その経歴と野望を抱いたすべての海賊が通る場所に住居を構えている事実からみて、十分に実力はあるんじゃないかなと思っています
春一番の花 クロッカス

クロッカスとは?
| 分類 | キジカクシ目アヤメ科クロッカス属 |
|---|---|
| 和名 | ハナサフラン |
| 学名 | Crocus |
クロッカスはアヤメ科クロッカス属に属する球根植物で、春の訪れを知らせる花として親しまれています。早春、雪がまだ残る時期に地面から顔を出す姿はとても愛らしく、花の色は紫・白・黄などと多彩で芝生や庭の彩りにぴったりです。
生態と特徴
球根(正確には「コルム」と呼ばれる塊茎)から芽を出し、数年かけて成長します。発芽から開花までには3~5年かかることもあり、自然状態では種が数年間眠ることもある植物です。
種類によって花期が異なり、
- 春咲きのクロッカス:冬〜春に開花(地域や気候により変動)
- 秋咲きのクロッカス:9月〜11月ごろに開花。
花が咲いた後は地上部が枯れて夏の間は休眠しますが、冬の寒さによって再びコルムが目を覚まします。またクロッカスは種による繁殖だけでなく、親球のわきにできる小さなコルム(子球)によっても増えます。
クロッカスの象徴と意味
クロッカスは「青春」「喜び」「希望」を象徴する花とされています。また冬を越えて咲くその姿から、「再生」「新しい始まり」を意味する花言葉も生まれました。
現代でも春の象徴としてデザインやロゴなどにもよく使われており、2019年のFIFA U-20ワールドカップ(ポーランド大会)では新しい才能の芽生えを表す象徴としてクロッカスの花がエンブレムに採用されました。
クロッカスとサフラン

英語ではどちらも「Crocus」に属しますが、日本ではクロッカスとサフランは別物として扱われます。
- クロッカス:観賞用。主に春や秋に咲く花を楽しむ植物
- サフラン:香辛料用。雌しべ(柱頭)を乾燥させて料理や染料に使う
どちらも同じ属の仲間ですが、用途・栽培目的・見た目が異なるため、園芸や料理の世界では明確に区別されています。
スプリング・エフェメラル
クロッカスは雪解けの直後に咲く「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」のひとつです。球根に蓄えたエネルギーで、ほかの草花がまだ眠っている時期にいち早く咲くことができます。ヨーロッパでは「春の使者」とも呼ばれます。
ヨーロッパでは古くから、クロッカスは「冬の終わりの象徴」とされてきました。特に リシャやオランダなどでは、雪の中から顔を出すクロッカスが「春が来た」「生命の再生」といった希望のシンボルとされています。
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