【サンジの技で学ぶ肉の部位】「ジュモ・ア・ビフテク(肩バラ肉)」とはどんな部位?牛肉バースト編!

今回はクイーン戦で披露されたサンジの技、「肩バラ肉(ジュモ・ア・ビフテク)」の技名の由来について解説します!

ジャンプで読んだときに「中点が2個もある技が来た!?これ覚えるの難しいかもしれんぞ??」とナレッジキング脳が発動したことをよく覚えています…

自分のためにもこの部位についてちゃんと学んで、忘れないようにしたいところです

サンジの技 肩バラ肉(ジュモ・ア・ビフテク)

ブフバーストのジュモ・ア・ビフテク

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 102巻』より引用

技使用者 サンジ
初登場 102巻(クイーン戦)
使用箇所 vs.クイーン

クイーン戦で初使用!比較的新しい技なので使用回数は112巻時点で1回です

名称的に肩を狙った技だとは思うのですが、コマからだと判断できませんね。今後使用されることがあればどういった技なのかわかるかもしれません

フランス料理用語 ジュモー・ア・ビフテック

Jumeau à bifteck(ジュモー・ア・ビフテック)とは?

「Jumeau à bifteck(ジュモー・ア・ビフテック)」は、精肉用語で牛の肩(épaule)にある筋肉の一部を指します。

ジュモー(Jumeau)はフランス語で「双子」という意味です。これはステーキ用であるこの部位「Jumeau à bifteck(ジュモー・ア・ビフテック)」と、同じく肩にある煮込み用部位「Jumeau à pot-au-feu(ジュモー・ア・ポトフ)の二種類に分けられることからその名が付いたという説があります。

ジュモ・ア・ビフテクの場所

牛(bœuf)

牛のジュモ・ア・ビフテク

牛の肩甲骨の下、いわゆるウデ肉に含まれる部位で、赤身中心の肉質が特徴です。ジュモーの中では筋が少なく比較的柔らかいため、旨味の濃い赤身肉として知られています。グリルやソテーなどの乾熱調理に適しており、主にステーキとして利用されます

高級なフィレやサーロインに比べて硬さはあるものの赤身の味わいが濃いため、「お手頃なステーキ肉」としてよく選ばれる部位のひとつです

Jumeau à pot-au-feu との違い

牛のジュモ・ア・ポトフ

ジュモーには「双子」と呼ばれるもう一方の部位、「Jumeau à pot-au-feu(ジュモー・ア・ポトフ)」があります。ステーキ用となるジュモ・ア・ビフテクに比べ、こちらは筋が多く硬めで、長時間の煮込み料理に使われるのが一般的です。

フランスでは調理法によって明確に切り分けて販売する点が特徴的なため、同じ肩の筋肉でもステーキ用のジュモ・ア・ビフテクと煮込み用のジュモ・ア・ポトフに部位が分けられます

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