バンダー・デッケン九世の船、フライング・ダッチマン号の元ネタとは?

雑多

このページでは、バンダー・デッケン九世の船である幽霊船フライング・ダッチマン号の由来と元ネタについて簡単に説明します

ワンピース以外の作品にも出てくるフライング・ダッチマン号、この船の起源について知りたい方はご覧ください

ワンピースにおけるフライング・ダッチマン号

フライング・ダッチマン号

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 62巻』より引用

所有者 フライング海賊団
船長 バンダー・デッケン九世
初登場 62巻

フライング・ダッチマン号バンダー・デッケン九世率いるフライング海賊団が所有している船です

この船は現代ではゴーストシップとして語り継がれており、海の神によって呪われたとされる海賊「バンダー・デッケン」の名と共に有名な船でした

フライング・ダッチマン号

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 62巻』より引用

フライング・ダッチマン号はもともとバンダー・デッケン九世の先祖であるバンダー・デッケンが数百年前に使用していた海賊船で、彼の死後もその子孫が海底で使い続けたことから、噂に尾ヒレがつき幽霊船としての評判が立ったようです




現実世界でのフライング・ダッチマン号

フライング・ダッチマン号の伝承

フライング・ダッチマンとはイギリスで語られている伝承に登場する幽霊船の名前です

この船の主であるオランダ人の船長は南アフリカのケープタウンを目指していましたが、神に悪態をついたために怒りを買い、最後の審判の日まで(つまり永遠)海を彷徨うことになりました

フライング・ダッチマン号が彷徨っている海域はケープタウン近くにある南アフリカの喜望峰と言われています

フライング・ダッチマンという名前の由来

ワンピースではフライング・ダッチマンという単語が差すのは船のことですが、現実での伝承では船と確定しているわけではありません

漫画と同じく船の名前がフライング・ダッチマンだった説
この船の船長の名前がフライング・ダッチマンだった説などあります

また「ダッチマン(dutchman)」は直訳するとオランダ人という意味です

「Flying Dutchman」『さまよえるオランダ人』という意味になり、フライング・ダッチマンとは幽霊船船長のことを差しているという説もあります

ちなみにこの船長の名前が『ヘンドリック・ファン・デル・デッケン』という説もあり、ワンピースのバンダー・デッケンという名前は彼がモデルだと思われます

ほかの作品でのフライング・ダッチマン

ワンピース以外でフライング・ダッチマン号が登場する有名な作品といえばパイレーツ・オブ・カリビアンです

シリーズ2作目および3作目のボスである幽霊船船長デイヴィ・ジョーンズが持つ船がフライング・ダッチマンでした

デービー・ジョーンズの伝承はワンピース世界にもあり、デービーバックファイトの際に伝説と共に名前だけ出てきています
バンダーデッケンと同じく海底を生業にする海賊だろうです

デービー・ジョーンズ

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 33巻』より引用





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