ゾロの技、六道の辻の由来と元ネタは?

このページでは、ゾロの技である「六道の辻」の技名の由来と元ネタについて簡単に説明します

六道の辻とは何か意味が知りたい方はこのままご覧ください

ワンピースにおける六道の辻

六道の辻

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 62巻』より引用

技使用者 ゾロ
読み ろくどうのつじ
初登場 62巻(クラーケン戦)
使用箇所 vs.クラーケン
vs.カイドウ&ビッグマム

六道の辻ゾロが使用する三刀流奥義の一つです

タテ5本ヨコ1本、合わせて6本の斬撃を放つ技で、クラーケンとビッグマムのプロメテウスを相手に使用しました

六道の辻

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 100巻』より引用

クラーケン戦ではヨコ1本の斬撃からタテ5本の斬撃が伸びるような形になっていましたが、海賊無双やサウザンドストームなどのゲーム媒体ではタテ5本のど真ん中をヨコの斬撃が一閃する形になっています
プロメテウスに使用した際も真ん中を斬っていたので、これが本来の形なのかもしれません

サウザンドストームでの六道の辻

海賊無双での六道の辻

バンダイナムコ公式チャンネルの海賊無双2ゾロ紹介動画です

11秒~16秒地点でゾロが六道の辻を使用しています




現実世界での六道の辻

六道の辻

六道の辻とは

仏教の世界では、生物が死後に向かう6つの世界「六道」と呼び、生前の業によってどの世界に転生するかが決まるとされています

そしてその6つ世界への分かれ道のこと『六道の辻』と呼ぶそうです

仏教の目的は輪廻転生の道から離れ「仏界」を目指すことだそうですが、輪廻転生をしているうちはみな『六道の辻』を通るということになるのだと思います

この技を使うゾロはさしずめあの世への案内人といったところでしょうかね

六道とは

地獄道・餓鬼道・畜生道・阿修羅道・人間道・天道を6つを六道と呼び、生けるものは解脱しない限りこの6つの世界を輪廻転生するとされています

私たちの住む世界は人間道らしいです
下記でそれぞれについて簡単に説明します

地獄道

三悪道の一つ
大きな罪を犯したものが転生する世界で、人間界での苦とは比べ物にならないほど激しい苦しみを味わい続ける世界

餓鬼道

三悪道の一つ
欲深かったりズルい者が転生する世界で、常に飢えと渇きに苦しめられる世界

畜生道

三悪道の一つ
妬み嫉みが激しい者が転生する動物や昆虫の世界で、弱肉強食に苦しめられる

阿修羅道

三善道の一つ
闘争が激しく、争いの苦しみと怒りが絶えることなき世界

人間道

三善道の一つ
いわゆる現世で、四苦八苦に悩まされる世界

六道の中では唯一、人間界のみ解脱が可能らしいです

天道

三善道の一つ
空を飛んだりできる天人が住む世界
最も楽しい世界だが老いると、天人五衰と呼ばれる苦しみを味わうことになる

どの世界に生まれ落ちても、輪廻転生に縛られてる限りは結局なにかしらで苦しむことにはなるみたいな感じですね
天道なんてもっとポジティブでもいいのにとも感じますが、宗教には色々あるのでしょう(私には難しくてわかりませんが)





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