このページでは、ウソップが使う技「緑星ラフレシア」の「ラフレシア」の元ネタとどんな植物なのか軽く紹介致していきます
ラフレシアについて気になる方はこのままご覧ください
ワンピースにおけるラフレシア
(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 63巻』より引用
技使用者 | ウソップ |
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初登場 | 63巻(竜宮城魚人戦) |
使用箇所 | vs.新魚人海賊団 vs.小型ドラゴン |
内容 | 世界一臭い花ラフレシアを咲かす |
「緑星ラフレシア」は2年後のウソップが使った緑星シリーズの一つです
竜宮城に攻め込んできた新魚人海賊団に対して初使用し、パンクハザードでも小型ドラゴン相手に使用されました
(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 69巻』より引用
ウソップ曰く世界一臭い花
ドラゴンがえずきホーディも鼻をつまむ臭さです
(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 63巻』より引用
緑星の登場で戦いのレパートリーが増えたウソップですが、ニオイメインの花などチョコザイな戦闘も残っているのがいいですね
現実世界におけるラフレシア
ラフレシアの特徴
分類 | キントラノオ目ラフレシア科ラフレシア属 |
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和名 | ラフレシア |
学名 | Rafflesia |
漢字 | 覇王花 |
ラフレシアは赤褐色に黄白色の斑点がある多肉の花弁を持ち、円筒のように開いた中心には約30個ほどの突起物がある、世界最大の花です
ラフレシアといえばトイレのような悪臭が有名な花ですが、悪臭を放つのには生きる上での理由があります
この花が放つ悪臭によって死肉などに群がるハエををおびき寄せ、花粉を運ばせることで受粉し繁殖しているのです
全寄生植物 ラフレシア
ラフレシアはブドウ科ミツバカズラ属の茎や根に寄生し栄養を得る植物で、本体の茎や根は退化しており花弁のみを外部に咲かせます
寄生植物の中でもラフレシアは全寄生植物と呼ばれる葉緑素を持たない植物です
光合成ができないため自力で栄養を作り出すことができず、生命活動に必要なエネルギーは寄主に頼って生きています
幻の花 ラフレシア
ラフレシアは生息範囲が狭く、また寿命も短いことから幻の花と呼ばれることがあります
主な自生地はマレーシアのボルネオ島など熱帯雨林のジャングルなのですが、ブドウ科ミツバカズラ属の植物にしか寄生しないため、自ずと生息範囲が限られてしまいます
そして幻と言われる最大の所以は寿命の短さです
つぼみになるまでの期間は最大で2~3年ほどと長いのですが、開花している期間はたったの5日ほどしかありません
さらにラフレシアには開花の時期が決まっていないため、つぼみを見つけても開花予想が難しく、咲いているラフレシアにあうためには運も必要になっていることから幻の名がついています