【サンジの技で学ぶ肉の部位】「セル(鞍下肉)」とはどんな部位?セルの部位の位置と鞍下肉とは何かをそれぞれ解説!

今回はムートンショットに組み込まれているサンジの技、「鞍下肉(セル)」の技名の由来について解説します!

首肉(コリエ)や腹肉(フランシェ)などは体のどこの部位を差しているのかわかりやすいですが、鞍下肉がどこの部位なのかはわからないですよね。私もアーロン編を読み返す度に気になっていたので、もし同じく気になっていた方がいたら、一緒に鞍下肉とは何かを学びましょう!!

サンジの技 鞍下肉(セル)

背肉(コートレット)

(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 10巻』より引用

技使用者 サンジ
初登場 10巻(クロオビ戦)
使用箇所 vs.クロオビ
vs.Mr.2

初使用はクロオビ戦。使用箇所は背肉(コートレット)と同じく、ムートンショットでのコンボでの使用された2か所のみです

この技がヒットしているのはクロオビ戦のみなので上記の画像からの判断になりますが、背面~腰あたりを狙った技だと思われます

フランス料理用語 セル

selle(セール)とは?

羊のセル

「selle」は背骨を中心に、左右両側のロイン(腰肉)を骨付きでまとめた部位のことを指します。

その形がちょうど馬の鞍を連想させるため、フランス語で「鞍」を意味する「selle」という名前が付けられました。

セルの場所

羊(agneau/mouton)

羊のセルの場所

前述の通り、セルは背骨を中心に左右の腰肉を骨付きでまとめた部位です

「鞍」の形を連想させる骨付きロインの塊を“selle”と呼ぶのは、主に羊や山羊などの小型反芻獣+一部ジビエに限定されており、牛や豚はselle という部位名は基本的に使われません。

「鞍下肉」とは?

「鞍下肉(あんかにく)」とは、文字通り鞍の下にある肉という意味です。

「鞍を置くような場所(背中・腰の上)」に注目し、その直下にある部位をイメージした比喩的な名前となっています

ただしこの「鞍下肉」という呼び方は、動物によって指している部位が違います

羊の鞍下肉:「selle=鞍」からの派生的名称

羊の場合、「鞍下肉」という表現は厳密な精肉用語としては存在しません

羊肉の「selle」という名称はそのブロックの形状が馬の鞍に似ていることからそう呼ばれるようになりました。

この「selle」全体を“鞍”に見立てたとき、その中にある特定の部位、例えばフィレなどを「鞍下肉」と呼ぶケースがあります。

ただしこれは厳密な精肉部位の表現ではなく、料理的な便宜表現です。

牛の鞍下肉:肩ロースの下に位置する旨味の塊

牛の場合、「鞍下肉」とは主に肩ロースの下側、肩甲骨の裏あたりにある部位を指します。

海外では「chuck flap(チャックフラップ)」や「under blade(アンダーブレード)」と呼ばれ、日本では「ざぶとん」「みすじ」などの名前で提供されることもあります。

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