今回はサンジの技、「首肉(コリエ)」の技名の由来について解説します!
ムートンやブフとの関連(ついでにヴォー)も説明するので気になっていた方はご覧下さい!!
サンジの技 首肉(コリエ)
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(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 38巻』より引用
| 技使用者 | サンジ |
|---|---|
| 初登場 | 9巻(モーム戦) |
| 使用箇所 | vs.モーム vs.クロオビ vs.Mr.2 vs.サトリ vs.ビッグパン vs.海列車にいた役人 vs.オーズ vs.ヴェルゴ vs.ジャッジ vs.クイーン |
初使用はモーム戦。バラティエでは技名のついた技を以外にも使用していないので、この首肉(コリエ)シュートが作中でのサンジの初使用技になります
「シュート」「フリット」「ストライク」と分岐も多彩!数えてないのでおそらくにはなりますが、サンジが最も使用している技は首肉(コリエ)だと思います!
羊肉(ムートン)ショットだけでなく、牛肉(ブフ)バーストのコンボにも首肉(コリエ)が組み込まれたことによって、さらに登場の機会が増えそうですね
フランス料理用語 コリエ
コリエ(collier)とは?
「collier」とは、牛・仔牛・羊・鹿などの首肉を指すフランス語の料理用語です。(直訳した場合は「首輪」や「ネックレス」になります)
肉の特徴としては、硬めの筋肉とゼラチン質を多く含んでおり、長時間の煮込み料理に最適となっています。
コリエの場所
羊(agneau/mouton)

牛(bœuf)

仔牛(veau)

羊肉(ムートン)ショットと牛肉(ブフ)バースト。これらの技のコンボに同じ技名の首肉(コリエ)が存在するのは、それぞれの肉にちゃんとコリエという部位があるからです
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(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 10巻』より引用
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(C)尾田栄一郎/集英社 『ONE PIECE 102巻』より引用
ただ技のコンボに部位名がなければ、その名称が使われてないかといえばそういうわけでもなく、上記の画像からわかるように仔牛でも首肉はコリエと呼ばれています
全ての部位の名称を入れてたらとんでもない連続技になってしまうので取捨選択をしているんでしょうね
コリエとエシーヌ
ムートンショットの羊、ヴォーショットの仔牛、ブフバーストの牛…
サンジのコンボ技として使用された動物は偶然にも首肉をコリエと呼ぶ動物でしたが、すべての動物において首肉がコリエと呼ばれるわけではありません
例えば日本人にとって馴染のある食肉の一つである豚肉では、首肉は「échine(エシーヌ)」と呼ばれています
「collier(コリエ)」と「échine(エシーヌ)」。このように部位名が動物ごとに異なる名称として使われる理由は、主に下記のような要因があります
1.解剖学的構造の違い
動物種ごとに骨格や筋肉の構造が異なるため、同じ「首周辺の部位」でも当然切り出される範囲や形状が異なります。
豚のエシーヌは、首から肩~背中の一部を含む長い部位で、骨付きのまま調理されることが多いです。
一方で、牛・羊などのコリエは、より首の前方~軟骨やスジを含む肉で、煮込み用に使われることが多くなっています。
2.調理文化・用途の違い
フランス料理における部位の名称は、単に「体のどこか」ではなく、「どの料理法に使えるか」という調理の前提条件と強く結びつきながら発達しています。
「コリエ」は、煮込み(ラグーやポトフなど)に向いたスジやゼラチン質の多い肉に使われる語です。これらは解体・分類の時点で「煮込む前提の肉」として扱われ、ジビエや反すう動物(牛・羊)に特によく使われます。
対し「エシーヌ」は、ローストやスライスなど幅広い調理法に使われており、特に豚肉で重要な部位です。
部位ごとに明確な呼び名があることで、適した部位で最適な料理を作ることができるようになり、料理人や家庭での再現性が高まります。
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